鳥取に伝わる民話や伝承を電子紙芝居にして上映するボランティアサークル 『電子紙芝居で語る民話の会』

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民話の会とは

◆発足とあゆみ

「電子紙芝居で語る民話の会」は、鳥取に古くから伝わる民話や伝承を現代に残し、 より多くの人々に知ってもらおうという思いのもと、2007年に発足しました。
当初は郷土の歴史について調べることから始め、自分の生まれ育った地に長い歴史が存在したこと、そして多くのドラマがあったことに気付きました。その中で数多くの民話と出会い、その面白さ、素晴らしさを伝えたいと、有志が集まって始まりました。
地域に伝わる民話を語り伝えていくことで、子どもたちの心に故郷を愛する気持ち・優しい心が育ってくれることを願って現在も活動しています。

◆活動内容

上映風景民話の楽しさをより多くの人と共有できるように、大型スクリーンに投影して語ります。
お話しにはオリジナルのさし絵をつけて、絵本のようにめくって見られるようになっていて、そのすべては電子ファイル化されています。上映中は語りに合わせてパソコンから操作します。
幼稚園や保育園、小学校、公民館、福祉施設などで上映し楽しんでいただいております。

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◆紙芝居について

上演する紙芝居はオリジナル作品です。原作はこの地方に伝わる民話ですが、現代の子どもたちには方言が強すぎてストーリーの理解が困難だったり、お話しに登場する道具などになじみが薄い場合が多いため、多少のアレンジを加えています。
イラストレーターは女性会員二人が担当しています。個性溢れた、楽しくてとても綺麗なさし絵を書いてくれます。そして音楽にもこだわっていますので、一つの作品を作り上げるまでに数カ月要することもあります。 
最後にパソコンでデジタルデータに変換します。電子ファイルにすることで、何年後でも何回上演しても最初の時と同じ新鮮な色で美しさを保つことができます。

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